盛岡市立太田東小学校6年

明神 愛梨

黒帯を取って

2018年12月16日 私は少年部最後となる昇段審査を受けました。

入門したきっかけはいつも遊んでいる同級生の男の子が空手を習っており

その子に勝ちたいという不順な動機から始まりました。

入った当初はパンチや蹴りなどの基本が難しく覚えることが出来ませんでした。

でも狐崎先生、若林先生、坂本先生が分かりやすく教えてくださったおかげで、

私は基本や受身を覚えることが出来ました。

初めて昇級審査に受かった時の嬉しさは今でも忘れません。                                              

どんどん昇級していくうちに黒帯を取りたいという気持ちは強くなっていきました。

昇段試験に挑戦するにあたり体力が必要と考え毎朝学校に行く前ランニングをしました。

12月16日仙台で不安の中審査が始まりました。

基本、移動、受け身、10人組み手 全力をつくし最後まで諦めずに頑張りました。

『合格』の言葉を聴いたときとても嬉しかったです。

この時の気持ちを忘れず今後に繋げていきたいと思います。

先生方に感謝しています。有難うございました。  押忍

  

 

昇段審査を終えて・・・

母 明神 美智子

 小学2年の終わり頃 「ママ 空手習いたい!!」と。

朝学校に一緒に通っている子が習っており、遊んでいるうちに興味をもったようでした。

活発で男勝り、落ち着きのない女の子でしたので

『集中力 精神力 忍耐力を養い 礼節を重んじる子に成長してほしい』

という私たちの思いもあり早々に道場に見学に行き、小学3年の春入門しました。

基本の型がなかなか覚えられず何度も何度も直され苦労していたようでしたが、

昇級し帯の色がどんどん変わっていくことで気も引き締まり、諦めず頑張ると必ず結果に

繋がるということを学んだようです。

飽きやすく努力を嫌い直ぐに諦めてしまう子でしたが、空手だけは「辞めたい」「行きたくない」「面倒くさい」と弱音を吐くことなく頑張っておりました。

 相変わらず集中力がなく狐崎先生に幾度となく注意されておりますが・・・
注意したことに文句ばかりの反抗期真っ盛りの最中、体力づくりのため毎朝4時半に起き早朝ランニング。黒帯を取るために努力しておりました。

昇段審査当日の愛梨は口数も少なく緊張がこちらにも伝わり、声援することも忘れ必死で目視。審査は組み手の相手にも恵まれ無事「合格」目標達成できてよかったね。

狐崎先生 若林先生 坂本先生のご指導のおかげで黒帯を取得することができました。

本当にありがとうございます。

今後は初段としての自覚を持ち、道場訓を忘れず精進していってほしいです。

 

狐崎支部長 談

愛梨のおてんばぶりには、正直てこずりました。() 入門当初は、強くなって男の子をやっつける、強くなりたいということを話していたことを覚えています。身体があるので、組手は、本領を発揮し下がらず前に出るタイプなのでもう少し、大会に出場し活躍してほしかったのが本音です。これからも女子部一員として益々頑張ってほしい。